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スタジアムを楽しむ

スタジアムを楽しむ サンチャゴ・ベルナベウ


サンチャゴ・ベルナベウ
■スタジアムデータ
スタジアム名
サンチャゴ・ベルナベウ
ホームチーム
レアル・マドリー(スペイン)
オープン
1902年
収容人数
85,000人
サンチャゴ・ベルナベウサンチャゴ・ベルナベウ

ヨーロッパの中で、スペインは好きな国のひとつではあるのだが、歴史的な背景もあってか、国という括りでスペインを捉えることは難しい。たとえば、バルセロナに行けば当然ながらそこにはカタルーニャの匂いがプンプン漂うわけで、それはバスク地方のビルバオ、あるいはサン・セバスチャンにも同じことが言えるのだ。さらに言えば、私が行った最もスペインという枠組みからかけ離れた(?)街は、アフリカ大陸の横に浮かぶカナリア諸島だった。

主にグラン・カナリア島とテネリフェ島などによって構成される島々は常春のリゾート地。スペイン本土にいれば凍えるような真冬の季節でも、カナリア諸島は春なのである。つまり、スペインという国は名ばかりで、各民族や各都市の集合体に過ぎないのだ。ということで、マドリッドである。

ご存知の通りマドリッドはスペインの首都に他ならないのだが、やはりここにも独特の空間が出来上がっている気がする。どちらかと言えば、親しみ難い気取った雰囲気があることは確かなのだが、しかしだからと言って、パリやミラノのような都会的お洒落さは持ち合わせていない。首都という妙なプライドが、おそらく保守的な感覚を訪れる者に与えるのだろう。それは、マドリッド最大のスタジアム「サンチャゴ・ベルナベウ」にも同じ事が言えると思うのだ。確かに大きい。収容は約85,000で、外観はミラノのサンシーロ・スタジアムに似たものがある。いや、規模から言えば、サンシーロの拡大版とも言えなくもない。

ところが、マドリッドはマドリッドで、サンチャゴ・ベルナベウもまたサンチャゴ・ベルナベウなのだ。お洒落さでは、断然にサンシーロ。それは、ミラノとマドリッドの人や町並みの比較と同じ尺度にあると言っていい。しかし、この街とこのスタジアムを侮るべからず、である。なにせ、世界ナンバーワンのビッグクラブ、レアル・マドリッドの本拠地こそがこのサンチャゴ・ベルナベウなのである。つまり、この街とスタジアムを無視しては、サッカー通は語れない。実際、スタジアム4階部分(ちなみに、プレス席も4階にある)からピッチを眺めれば、ここがヨーロッパでも有数のスタジアムであることが分かるだろう。大都市中心部にあるビッグスタジアム。まさにこの立地条件こそ、“白い巨人”レアル・マドリッドの象徴とも言えるだろう。

威厳はこの上なく、自分自身が変わったわけでもないのに、そこにいるだけで権力を握ったような特別な感覚を味わうことになるだろう。アクセスも抜群だ。地下鉄10号線の「サンチャゴ・ベルナベウ」駅を下車すれば、そこはもうスタジアム。だから、キックオフぎりぎりまでショッピングや食事をエンジョイすることが出来るのである。ただし、スタジアム周辺は気をつけよう。私が知るジャーナリストも、何回か被害にあっている。都会の宿命なのか、ワールドクラス(?)のスリが試合前から目を光らせているのだ。

スペインの首都マドリッド。訪れる際は、田舎から上京する時のような緊張感だけは、常に持っていたい。ヨーロッパでは田舎の部類に入るスペインの中では、かなり気の抜けない手強い街であり、そして避けては通れない、これまたハイレベルなスタジアムであることは間違いないのである。
Text by Atsushi Nakayama

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