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スタジアムを楽しむ

スタジアムを楽しむ マラカナン


マラカナン
■スタジアムデータ
スタジアム名
マラカナン
ホームチーム
なし(ブラジル)
オープン
1950年
収容人数
100,000人
マラカナン

 私が世界で最も好きな街の一つに数えるブラジルのリオデジャネイロ。世界で一番美しいリオの海岸線に一歩足を踏み入れると、まさに人生の楽園に来たかのような錯覚を覚える。コパカバーナ、イパネマ、あるいはボタフォーゴ。それら有数の海岸は、リオデジャネイロが世界に誇る街の宝でもある。しかし、そんな楽園地帯は海岸線のリゾート地のみ。一度海岸から離れれば、世界屈指と言われるほど物騒なダウンタウンがあり、さらに内陸にある山間部にはファベーラと呼ばれる、いわゆる貧民街が点在する。

 だから、リオデジャネイロは魅力的なのだ。楽園と恐怖が背中あわせになっていて、まるでそれは毒を持った美女そのもの。気を引き締めなければ、足元を簡単に掬われてしまうのだ。そんな魅力的な街に住むカリオカ(=リオっ子)たちが、もう一つ世界に誇る自慢のお宝がある。サッカー王国ブラジルの象徴「マラカナン」スタジアムがそれだ。そしてそのスタジアムの魅力は、他ではなかなか味わうことが出来ない独特の緊張感に他ならない。

 まず、スタジアム周辺には大量のサポーターたちが溢れ返っていて、その中を歩くだけでも危険度は85%。また、スタジアム自体もかなり老朽化していて、トイレなどは鼻を摘みながら入らないと“用”を足すことさえままならない。一度、そのトイレでかつての名手ファルカン氏と偶然にも“同席(?)”させてもらったのだが、しかしビシッとスーツをキメこむファルカン氏は平然と“用”を足していたことに、衝撃を覚えたことさえあったほどだ。

 サポーターのノリもヨーロッパとは異質。何度かマラカナンを訪れた私の記憶で最も印象に残っているのは、ブラジル全国選手権でのフラメンゴ対ボタフォーゴ戦だったのだが、一言で言えば、スタジアムを埋め尽くす彼らは野獣そのものなのだ。いつどこからモノが飛んできてもおかしくないし、文句も言えない。試合に集中しながらも、彼らの動向からは決して目を離すことは出来ない。
試合開始から終了まで、常に危険が満ち溢れているのだ。(ちなみに、マラカナンでのお勧めカードは通称「フルフラ」=フルミネンセ対フラメンゴ)

 完成は1950年。ブラジルで開催されたワールドカップ用に建設され、当時は約20万人の収容を誇った世界最大のお化けスタジアムだった。以来、マラカナンは常に「世界最大の」という形容詞で語られるようになったのだが、度重なる事故もあって現在の収容は約10万人に縮小されている。 しかし、ブラジルが世界に誇るマラカナンは、今もサッカー界屈指の名物スタジアムの地位を譲らない。サッカーファンならば一度は経験しておくことをお勧めしたい。マラカナンとリオデジャネイロ。危険と楽園を併せ持つリオの街は、だからこそ私を虜にしてしまうのだ。
Text by Atsushi Nakayama

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